【異業種から学ぶ】日常品になるというパン屋さんの選択! 261 講

もう、永久不滅のファン宣言!!!

 

と、その前に

 

POPや声かけ以外にも

このパン屋さんが素晴らしいことを

もう一つ思い出しましたので

今日はそれをお伝えします。

 

私はもう

オープン以来、ほぼ毎日(笑)

通ってるんですけどね

ていうか

通勤途中の道にあるので

目を通ると・・・入っちゃう(笑)

 

これが答えです。

 

つまり。。。

 

です!!!

 

毎日食べても

飽きない味なんです、ここのパン!!!!

 

毎日食べても飽きない

・・・・これってすごいですよね。

 

これがリピート率の秘密です。

 

美味しいパン屋さんは

いっぱいありますよね、今。

 

実は

通勤途中ではないですが

少し離れたところにも

美味しいパン屋さんがあるんです。

 

そこのパン屋さんも

ものすごい人気です。

外で並びます。

おしゃれな外観でデザイン性があります。

 

けれど

この私の贔屓のパン屋さんも

負けないくらい大人気!!!

 

実際は

お客さんも被ってると思います。

 

これね、どういうことかというと

 

どっちのパン屋さんも

素晴らしい味なんです。美味しい!

 

それはそう。

 

ところが

はっきりと

 

個性が違う!

 

だからおそらく

お客さんが被っていても
両店とも生き残れるんです。

 

私が毎日行くパン屋さんは

お話ししたように

毎日通っても飽きない味。

何個でも毎日でも食べられる味です。

ペロリです。

 

それが証拠に

小さい子からお年寄りまで通っています。

おばあさんでも

「胃にもたれない、美味しいパン!」といって

パクパク食べられるようです。

80歳のうちの母も(笑)

 

 

もう一つのパン屋さんは

実は多分単価は1,5〜3倍です。

価格がそれだけ違いますが

1個のパンが

それぞれに芸術的です。

 

実際、有名なお店の支店(暖簾分け)として

オープンされたんですが

本店はあのパリの

クロワッサンで有名な

『メゾンカイザー』で長年修行して

地元に戻られて開かれたパン屋さんです。

とっても濃厚なお味です。

美味しいです、とっても。

けれど

お年寄りは

多分毎日は食べれないかも・・ね、こっちは・・・!

私も、時々食べれたら

1回には1、2個で満足かなあ。

 

ココです。この違いです。

 

われらがハチさん(私が贔屓にしているパン屋さん)は

オープン当初から

「毎日おなかいっぱい食べられるパン」

というコンセプトのようです。

 

最初から

自店のことがしっかり

セグメントされているのです。

 

セグメントとは、

市場の中で共通のニーズを持ち

製品の認識の仕方・価値づけ・使用方法、購買に至るプロセス、

すなわち購買行動において似通っている顧客層の集団のこと

(グロービス経営大学院のHPより引用させていただきました)

 

自店の製品を

どんな人に届けるか(買っていただくか)?

そこにニーズあるのか?

 

そういったことが

あらかじめ計画的にできているから

 

POPやインスタなど

発信一つとっても

毎日のパンを美味しく楽しんで食べてもらうための

遊び心や工夫でいっぱい

気取らない町のパン屋さん

地元に根ざして

家族みんなが世代を超えて

毎日笑顔で食べて

飽きないパンということが

最初からコンセプトにあるわけです。

 

とっても勉強になります。

 

 

業界変わっても同じですよね。

 

エステ店も

いっぱいありますもん。

 

一生に一回はご褒美でいってみたいエステ、もあるでしょうし

 

顔の骨格を調整してくれるような

コルギのエステや

 

整体みたいなエステもあれば

 

ブライダルエステ専門店

 

脱毛店

 

全身の痩身を技術だけで行う店もあれば

すごいマシンで行っていく店もあるでしょうし

 

ラ〇ザップみたいに

ジムや食事制限などもトータルで行うような痩身エステ店もありますよね。

 

 

事実、私のサロンのお客様の中には

私以外のサロンにも・・・

 

例えば

痩身は別のサロン行かれていたりする方もあれば

 

美容クリニックで医療フォトや医療脱毛はされるけど

当店ではマスヨのハンドエステを楽しみにして

定期的に通っていただいている方もあります。

 

そういう方にとっては

美や健康のためにいろんなエステやサロンを持っていて

さらにその中に

「マスヨさんのサロンでも常連」であるということが

ご自分の中にあるように感じます(ありがたいです)

 

いろんなパンが食べたくなるお客様を

縛って

囲い込む必要はないのです。

それは現実、不可能ですしね。

 

ちゃんと

忘れずに

選ばれ続けていれば

いいのです。

 

大事なのは

お客様の

選択肢の中に

常に選ばれている

掛け替えのない一店であり続けることなのです。

 

お客様の選択肢から外されないサロンであることが大事なのです。

 

他のサロンを蹴落として

自分のサロンだけに

お客様を縛っておくというのは

もはや不自然です。

 

ハチさんが

毎日飽きないパンをコンセプトに選んだというのは

パンを日常品にするということです。

 

「日常品のパン」ですから

そう高い単価にはできないでしょう。

そうなると

価格帯での

ライバルは

コンビニの菓子パンになるでしょうか?

そうそう、ハチさんのお隣りはコンビニ店です。

 

コンビニの菓子パンにはない魅力・・・・

 

・手作り

・焼きたてパン専門店

・お客様を思いながら焼く

・製造から販売まで小さな店舗の中で行う

・笑顔で会話しながら手渡し

・毎日食べて体に安全な材料

・保存料なし(なので売り切り)

・スタンプカード

 

など

たくさんの差別化ポイントを

 

めいいっぱい

作っているような気がします。

 

高くないパンだから

リピートしてもらうことが命ですね!

 

お客様は被っても

お客様側は

上手に使い分けて

店を掛け持ちするんですよね、

こちらに差別化がされていれば。

 

やっぱり

私めっちゃハチさんの

ファンなんで

かなり熱く語ってしまうみたい!(笑)ごめんなさい。

 

明日こそは

 

「私間違いなくこの先も

ハチさんに

通い続けますッ!!!」と

 

心に誓うことになった

 

先日のある出来事について

をお話ししたいと思いますね!