バスタブ理論おさらい!失われた売上を知り今すぐ失客防止策を!

今日は動画もご用意しました。
動画でご覧になりたい方はこちらをどうぞ
(文章で、という方はこの下に続きます)

Youtube動画5分34秒

今日は有名すぎますがバスタブ理論のお話をしますね。

私たちのお客様というのは
・新しく初めて来ていただいた方 = 新規客
・新規の方がもう一度来てくださった場合 = 再来店客
・何度も来て頂き継続中のお客様 = 固定客

というように大きく3つに分けることができます。

 

そしてお客様との関わりをこのバスタブでイメージしてみて下さい。

 

私たちのサロン(お店)をこのバスタブに例えますと
お客様が初めて来ていただくとき、蛇口から水がバスタブに入ります、これが新規客です。

この新規客様にご来店いただく為に

私たちはさまざまな経費をみなさん使っていると思うんですね。

宣伝したり、チラシを打ったり、ネットに広告を入れていらっしゃる方もあると思います。
サロンの外観に看板をつけているのだって、あれも
まだお客様になっていない方(見込み客といいます)に知っていただくための経費をかけているわけです。

このように私たちは
新規客様にどんどんバスタブ(サロン)に入っていただくために日々努力して
お水を入れていくために(お客様に来ていただくために)経費を使っているわけなんですけれども

お風呂に水が溜まったら(お客様が増えてきますと)そのままどうか無事に
バスタブの中には(お客様にとどまって)溜まっていてほしいのですが
できるだけ長くとどまっていただきたい(ずっと継続して通っていただきたい)と私たちはそう思っているのですが

バスタブってね、下に栓があってね、栓を抜くと
ちょろちょろと流れ出ますよね。

下の栓を抜いちゃったらお水が減ってしまう。これ当然なんですけども
お店の経営でも実はこういうことになっていたりしませんか?という話なんですね。

私たちってどうしても新しいお客様に来ていただくことに目が行きがちです。

でも、今現在来て下さっているお客様を大切にしないと
いくら新しいお客様を獲得できていても、知らず知らずに大事な固定客様、継続客様を逃していたとしたら・・・・!

これもったいないですよね!

しかも
この栓をしっかり締めてバスタブの水が下から流れ出るのを食い止めない限り

私たちは永久に、新規のお客様をずっとたくさんの経費を使って集客し続けなければいけないという話なんです。
ずっと通ってくださっている大事な継続のお客様にはつい安心してしまっているところがあるかもしれないんですよ。

 

他のお店に行かれてしまったり、エステをするのをやめてしまったり
いつのまにか私たちのサロン(お店)から遠のいてしまっていた!なんていうことがあるかもしれないんですね。

 

ですからここはしっかり意識して下に栓をする!
これは自分たちが気をつけてお客様を絶対離さないぞ、と意識しなければなりません。
定期的に確認しないといけません。

たとえば、ちょっとカルテや顧客台帳を見返してみるとかしてみて
もし最近見えていないお客様がいらっしゃったら、あら大変!
今すぐ気を手を打たないといけません。

でなければ、下の出口から水はどんどん出て行ってしまいます。
入れても入れても、下から流れ落ちていれば
せっかく新規のお客様を獲得しようと使った経費も無駄なことになってしまいます。

でも私はこう思うんです。
新規のお客様を必死で集めるために経費を使うよりも
一度でも来店して下さったお客様、2回以上来店して下さったお客様、何度も来店して下さっているお客様にこそ経費を使うべきです。
一人サロンの経営だったらまずそこをやるべきだと。

この失ってはいけないお客様には、例えば
・お誕生日は特別サービスをする
・プレゼントを贈る
・お手紙を書く
・まめにLINEを送る


など、特別なサービをしたりより深いコミュニケーションを取ったり

常連で大切なお客様ほど、継続していただけるお客様こそ、失わないようにしなければいけないのです。

それは私たちが個人サロンであり、1人サロンだからです。

これが大手のサロンさんだと経営が違います。


大手のサロンさんはびっくりするほどすごく安いお値段で初回来店の施術を行ったりしますよね。
それは大きい会社には新規客獲得のために潤沢に使える経費がたくさんあるからです。

大手の経営は私たちのそれとは全く違う経営法なのです。

大手の場合は、たとえ1回限りでもいいから、まずとにかく沢山のお客様に来てもらえばいい、それで経営が成り立つビジネスモデルなのです。

そのなかから2回目、3回目と続くお客様が数パーセントでもいい、そんなシュミレーションがすでに検証済みのやり方なのです。

でも私たちにはそれはないです。
限られた予算の中で店舗運営、経営をしていかなきゃいけません。

 

大きなサロンには大きなサロンの経営法が

私たち1人サロンには1人サロンの経営法があるんです。

 

時間も有限です、なんせ1人ですから!マンパワーしかないんです。
自分が施術もして、サロンのお掃除もして、ディスプレイも直して、POPもつけたり
タオルの洗濯も。銀行も行かなきゃいけないし、会計やお帳面も。今日もやることいっぱいですよね~(笑)

効率よく時間を使ってサロン運営をしていきましょう。

 

1人サロンは常連さんほど大切にしないといけないというバスタブ理論でした!