大物ミュージシャンも〇〇を意識して売れ続けている  2023年1月11日号 No.461 

Mr.Childrenというバンドを
ご存知だと思います

ミスチルですね

私のまさに20代前半・・・は
彼らとの歩みでして(勝手に!)

1人暮らしの自宅でよく
彼らの音楽を流していましたし
(iPhoneとかなかったからラジカセね 笑)

 

友人と
球場コンサートにもいきました!

今でいう、フェスですね。

夕方から始まって
暮れていく夕陽の中で
みんなで歌いながら

一緒に熱狂して・・・

星の中のコンサートになる!

 

音楽はいいですねー(遠い目)

 

彼らは
私とほぼ同じ年なので

それでも今現役なんで

びっくりしますね
30年もずっと

 

「売れ続けている」・・・・!!!

 

その秘密を
最近一つ知りました!

これ、商売も同じやわ。

 

売れてるサロンも同じ!

 

長く売れ続けている

極意だと思います

 

それは
このバンドのボーカルでもあり
ほとんどの楽曲を作っている

桜井和寿さんの

おそらく雑誌かなにのインタビューで
ご本人が答えた際の

話ではないかと思うのですが

 

歌詞についてのことで

「そもそも1番というのは、
聴いてくれる人の耳に飛び込んでいく表現が必要で、

そこで手を差しのべて、

もし自分の手を握り返して好きになってくれたのなら、

今度は2番で、

より深く伝えたいことを書くようにしている」

そう語っていらっしゃるのです!

考えてみたら
ミスチルの歌は
そういう順番になっていると思う!

 

 

「どれくらいの値打ちがあるだろう?
僕が今生きてるこの世界に
全てが無意味だって思える
・・・ちょっと疲れてんのかな?」

「最初からそうなることが決まってたみたいに
違うテンポで刻む鼓動を互いが聴いてる」

 

これ、それぞれ違う曲ですけど
どちらも歌い出しのフレーズです。

 

「一発目の歌詞」ですからね

 

これが最初の音楽で
スーッと入ってくるわけですが

そう思うこと、自分もあるある!

 

・・・ってなったり

あるいは場面がすぐに浮かんで
あー、こういうシチュエーションあるよねえ〜

 

って、経験した人なら
そうなりますもんね

 

共感するんですよね

「つかみ」なんですよね

 

最初に「つかまれる」んですよ

 

これを
Mr.Childrenの桜井さんは

意図的にやっていたんですね!

例を出しますと
『しるし』という歌が
一発目がこれで

1番目「最初からそうなることが決まってたみたいに
違うテンポで刻む鼓動を互いが聴いてる」

 

そして

この最初のつかみで
つかまれた人やこっちに来てくれた人に

次のフレーズを送る。

 

2番目「心の声は君に届くのかな?」

 

しばらくして

いよいよ本気でつかみにきます!

 

3番目「そのどれもが素晴らしくて僕は愛を思い知るんだ」

もう、ずきゅーーーーん

 

ですわね。

 

別の曲
『Hanabi』がこちら

1番目
「どれくらいの値打ちがあるだろう?
僕が今生きてるこの世界に
全てが無意味だって思える
・・・ちょっと疲れてんのかな?」

2番目
「手に入れたもの引き換えにして
切り捨てた幾つもの輝き・・・
憂いて入れるほど平和な世の中でもないし・・・」

3番目

じゃあ、

「一体どんな理想を描いたらいい?

どんな希望を抱き進んだらいい??

答えようもないその問いかけは・・・」

と来るわけですね

こういうことだと思うんです

いきなり本当に伝えたいメッセージを
最初から突っ込まない

でも、ちゃんと
つかんで

心を許してくれた人

その先も聴いてみたいよ、という人に

では、では・・・と
どんどん伝えていって

本当に大事なことを言うんですよーーーー

 

「決して捕まえることができない花火のような光だとしても

もう1回、もう1回・・・僕は手を伸ばしたい」

 

「誰も皆 問題を抱えてる
だけど素敵な明日を願っている

臆病風に吹かれて 波風の立った世界を
どれだけ愛することがことができるだろう」

みんな同じ

みんな不安さ

いつかはサヨナラが来るんだから

もう1回、やってみよう

儚いことのようかもしれないけど
諦めないで

 

時間は有限なんや

 

今しかないこの時間を
愛していこう

 

 

解釈は人それぞれですが
そんなところではないでしょうか?

話を戻しますが

ミュージシャンですら

こうやって
「聴いてもらう」努力をしているんですね

上からで

「自分たちのはいい音楽だから
聴いてくれればわかる」ではないんですよ。

 

まず、「聴いてもらう」
をやってもらって

そこで心に響いたら
「よかったらどうぞ」と差し出して

 

はじめてそこで

「もっとありますよ」とか

「こういうバージョンもありますよね?」

 

って、展開していく・・・・

 

そして
そこまでずっとついてきてくれたお客様に
いよいよ言いたいことを
大事なメッセージを

 

ドーーーンと熱く送るんですね

私たちはつい

色々
専門家だし

知ってるからってので

すぐ
初対面の方のお肌を見ても
「アドバイス」しがち。

 

早くよくしてあげたい気持ちもあるしね。

 

けれど

その間に
ちゃんと

信頼関係はできているのか?ってところが
とても大事で

 

要するに

まだ
聴く耳を持ってない人に

何を言っても

馬の耳に念仏・・・なんですよね

あなたのサロンに来たからといって
信頼関係がまだできているかどうかはわからない

 

そこは慎重に
「初めまして」から

1番、2番・・・と踏んでいかねばならないのです

 

でも
それを早く踏んでもらう方法はあります

来店前からできることは

SNSなどによる『発信』ですね!

1月です

あらためて
発信
つまり

「あなたを知っていただくこと」を

 

意識して行きましょう

発信するときは
「誰に?」が大事ですね

初対面の方には

「アドバイス」はまだ早いですからねっ!!!!!!!

 

桜井さん、ありがとございました

 

多分、ミスチルは
『ターゲット設定』もできてる気がする・・・・・(笑)

 

インジョーイ!マスヨでした