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「ホームページとSNSを整えれば、検索から新規のお客様が来てくれる」
この10年あまり、サロン集客の王道とされてきた考え方です。
私自身、愛知県岡崎市で15年サロンを経営する中で、そのうち13年ほどは検索経由の集客に大きく助けられてきました。
しかしこの2年で、集客の前提が大きく変わり始めています。
キーワードは「LLMO(大規模言語モデル最適化)」。
お客様が検索エンジンで探すのではなく、AIに悩みを相談し、AIが店を推薦するという新しい流れです。
今回は、40代・50代の1人サロン経営者の方に向けて
この変化の中身と、今日から始められる具体的な準備をお伝えします。
来週、美容系専門学校での講演を控えており、その資料を整理する中でまとめた内容です。
まず、これまでの集客の基本を確認します。
特に予約導線は重要でした。
いまの世代のお客様は電話をかけたがりません。
夜中に自分のペースで調べ、空きがあればその場で予約する。
この行動に合わせた「作り込み」ができているサロンは、検索から安定的に新規客を獲得できていました。
この基本は今後も無効にはなりません。
ただし、それだけでは足りなくなってきています。
これまでの検索は、お客様が入力しそうな言葉を先回りして、ブログやホームページに情報を置いておく仕組みでした。
お客様に「今日はどんなきっかけでご来店くださったのですか」と伺えば検索語は把握できますから、店側が対策を打てたのです。
LLMOの世界では、お客様はAIに直接悩みを相談します。
「40代で肌のこういう悩みがあって、こういう雰囲気のお店が好き」
そうした一人ひとり異なる細かな条件に対して
AIが「それならこのサロンが合いそうです」と提案し、お客様はそのまま予約に進みます。
つまり店側の課題は、「検索に引っかかる情報を置く」ことから
「AIが自店を正しく理解し、推薦できる状態を作る」ことへ移りました。
では、AIは何を根拠に店を推薦するのか。重要なのは次の2つです。
1. お客様ご本人による、新しい口コミ
AIは「お客様の声」を、嘘偽りのない一次情報として重視します。
ここで注意したいのは、店側が編集して掲載する「お客様の声」よりも
お客様ご本人が書いたGoogleマップの口コミのほうが信頼されるという点です。
さらに、口コミは新しさが問われます。
何年も前の口コミが残っているだけでは足りず
直近の口コミが継続的に入っていることが評価されます。
長く営業しているサロンほど過去の蓄積に頼りがちですが
「いまも選ばれ続けている店」であることを示す必要があります。
施術後の自然な流れで口コミをお願いする習慣を、営業の仕組みに組み込んでください。
2. 自分にしか語れない一次情報を、公式の場に
もうひとつは、店側・施術者側が発信する一次情報です。
受賞歴、専門資格、地域での唯一性
「〜だと思います」ではなく「〜です」と言い切れる、情報の出どころが自分自身である事実。
これをホームページという公式な場所に明記しておくこと。
AIは、公式サイトの一次情報とお客様の口コミを突き合わせて、その店の信頼性を判断します。
どちらか一方では弱く、両輪で揃えることが大切です。
補足として、発信物の「作成」自体はAIで劇的に楽になっています。
たとえばNotebookLMのようなツールを使えば、動画コンテンツからスライドや図解資料まで短時間で生成できます。
ただし、誰の情報からでも作れる資料は、教科書的な一般論にとどまります。
私が外部講師として専門学校に呼んでいただけるのは
現役のサロン経営者として、SNS黎明期のFacebookからブログ1000日連続投稿、そして現在のAI活用まで・・・
自分で試してきた実践を語れるからです。
集客も同じ構造です。
誰でも書ける情報の価値は下がり続け、あなたにしか語れない事実だけが残ります。
2,000名以上の個人経営者と面談してきた経験からも、この流れは確信を持って言えます。
検索全盛の13年間に集客の仕組みを作り込んだ店が成果を出したように、AI推薦の時代も、早く準備を始めた店から選ばれていきます。
まずはGoogleマップを開いて、自店の一番新しい口コミの日付を確認することから始めてください。
この内容は、Youtube「55歳オバの人生何歳からでも輝ける 渡辺マスヨのプライベート炸裂トーク」#139でお話ししています。
→ https://youtu.be/lMXKNKQFpfA
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