Google検索で見つけてもらえないサロンは存在しないのと同じ。死活問題です。

こんにちは、サロン経営アドバイザーの渡辺マスヨです。

前回の記事で、屋号を変えずに検索上位を狙う「キーワード戦略」についてお話ししました。

今日は、その続編として、なぜGoogle検索対策がサロンの存続に関わる死活問題なのか、そして最強のシンプル屋号の実例をお伝えします。

目次

おさらい:看板屋の市橋さんの場合

市橋さんの屋号は「イチハシスタジオ」ですが、「売れる看板屋」というキーワードを連発して使用しまくることで、検索にかかりやすくなり、新規の看板屋さんを探している方に見つけてもらいやすくなっています。

実例:私のサロンの検索結果

「フェイススパ きらりの小径」は私の屋号ですが、最近ではあえて私は**「岡崎駅前ブライダルエステ」と名乗る**ようにしています。

いろんなSNSやブログなどのネット媒体で。

地域 + 何屋か、ですね。

実際に検索してみると…

「岡崎 ブライダルエステ」で検索

→ はい、ありがとうございます!トップに出ましたね~!

ブライダルエステでこのエリアで探している人は、これで必ず当店を一度は知る(見る)ことになります。

「岡崎 かかりつけエステ」で検索

→ おおお!出ましたね、もちろんトップ表示!

(まあ、かかりつけエステサロンという言葉もまだまだ普及はこれからなので、こんな狭いキーワードでしたらトップ表示は当然ですけどね)

「岡崎 エステ」で検索

→ はい、ホッとしました!

ぜひ、このキーワード上位「地域 + 業種」は押さえたいですね!

あなたのサロンで今すぐ試してほしいこと

ぜひ、あなたのサロンが、店名で検索上位に出るのではなく(店名検索で出るのは当たり前です!)、

以下のキーワードで検索したときに上位に表示されるかどうか?

実際に試して調べてみてください。

チェックすべきキーワード

  1. 地域 + お客様の悩み(要望、メニュー)

    • 例:渋谷 小顔
    • 例:新宿 毛穴ケア
    • 例:横浜 ネイル オフィス
    • 例:大阪 子連れ パン教室
  2. 地域 + 業種

    • 例:渋谷 エステ
    • 例:新宿 ネイルサロン
    • 例:横浜 美容室
    • 例:大阪 整体

なぜこれが死活問題なのか?

Google検索にかかるか、かからないか。

これはもう、今後のサロンの存続の死活問題です。

Google様に存在を認められてこそ(ついに様付け!)、初めてお客様に知っていただける世の中なのですねえ~。

厳しい現実

お客様は店名では調べません。

残念ながら、これが現実です。

お客様が検索するのは:

  • 自分の悩み
  • 受けたいメニュー
  • 住んでいる地域

あなたの素敵な屋号ではないんです…。

だからこそ、屋号に入れるべきもの

つまりは、お客様のお悩みや、求めるメニュー、要望などが、そのまんま店の屋号だと、最も検索にかかりやすく、早く新規の方に見つけてもらいやすくなるのです。

これから屋号を決める、という方なら、ぜひとも:

地域名 + お客様の悩み(メニュー、要望)

を屋号に入れてみてください!

最強のシンプル屋号:実例

先日、娘がお腹が痛いと言いまして、いつものかかりつけがお休みだったんですね。

私はこう検索しました:

「岡崎駅前 医者」

すると、検索結果に出てきたのが…

「岡崎駅前クリニック」

見てください!!このくらいシンプルな屋号(店名)が一番いいんですよ~、見つけてもらえるのには!

地域 + 何屋

屋号(病院名)このまんまです!

はい、実際、混んでましたよー、とっても!(繁盛してました!)

無事、診てもらえました。

シンプル屋号の威力

このクリニック、おそらく開業してそれほど経っていなかったのに、なぜ混んでいたのか?

それは、検索した人全員の目に留まるからです。

「岡崎駅前」で「医者」を探している人が、「岡崎駅前クリニック」という名前を見たら、「ここだ!」って一発でわかりますよね。

これが、シンプル屋号の威力です。

各業種のシンプル屋号例

エステサロン

  • ◯◯駅前 小顔専門エステ
  • ◯◯ ブライダルエステサロン
  • ◯◯駅 痩身エステ

ネイルサロン

  • ◯◯駅前 ネイルサロン
  • ◯◯ パラジェル専門ネイル
  • ◯◯ 大人ネイルサロン

美容室

  • ◯◯駅前 美容室
  • ◯◯ 縮毛矯正専門サロン
  • ◯◯ カラー専門美容室

リラクゼーション・整体

  • ◯◯駅前 整体院
  • ◯◯ 産後ケア整体
  • ◯◯ マタニティ整体

教室系

  • ◯◯ 子連れOKパン教室
  • ◯◯駅 初心者向けヨガ教室
  • ◯◯ 大人のピアノ教室

すでに屋号がある場合の対策

「でも、もう屋号を変えられない…」という方は、前回の記事でお伝えした通り:

  1. サブタイトルとして追加する 「◯◯サロン – 地域名 + 業種」

  2. SNSやネット媒体では、キーワードを含めた名乗り方をする 私が「岡崎駅前ブライダルエステ」と名乗っているように

  3. Googleマイビジネスに登録し、正確な業種を設定

  4. ブログやSNS投稿で、検索されたいキーワードを繰り返し使う

今日のアクションプラン

  1. 自分のサロンを「地域 + 業種」で検索してみる

    • 上位10位以内に入っているか確認
  2. 競合サロンを研究する

    • 上位に表示されているサロンは、どんなキーワードを使っているか
  3. 自分のサロンの「検索されたいキーワード」を3つ決める

  4. そのキーワードを、今後すべてのネット発信で使っていく

まとめ:Google様に見つけてもらえなければ、存在しないのと同じ

厳しい言い方ですが、これが現実です。

どんなに良いサービスを提供していても、どんなに素敵な屋号でも、Google検索で見つけてもらえなければ、新規のお客様には届きません。

逆に言えば、検索上位に表示されるだけで、新規のお客様との出会いが格段に増えるということです。

今日から、あなたも「検索される屋号・キーワード戦略」を意識してみませんか?

それが、サロンの存続と繁盛への第一歩です。


サロン経営アドバイザー 渡辺マスヨ

#サロン経営 #Google検索 #SEO対策 #屋号の付け方 #個人サロン #一人サロン #新規集客 #検索上位 #地域集客 #サロンマーケティング #渡辺マスヨ #ネット集客 #存続戦略 #開業準備