「マスヨさんて
なんでそんなにパワフルなんですか?」
よく聞かれるんですね
パワフルですか???(笑)ははははは
そーいう写真出すか・・・
ありがとうございます(*^▽^*)
ピアノも弾けず
音楽の授業も1コマもない
普通科高校にいながら
3年間で現役で
名門音楽大学に入学した
長女・・・
昨日は私は用事で上京したので
彼女とご飯を食べました。
彼女もまた
わたしから見れば
パワフルに頑張っています。
聞けば
やっぱり一流!
大学としては素晴らしい
音楽環境で
周囲も
子どもの頃から
音楽の英才教育を受けてきた人たちばかり・・
先生方も
音楽家を育てて
ドンドン世界に送り出している
本物のその道の方ばかり・・・
そんな中で
愛知の田舎から
そのなかにまぎれこみ
全く知らなかった世界に足を踏み入れて
物怖じもせず
むしろ好奇心に忠実に
精一杯吸収しながら
わからないことも
恥ずかしがらずに
くらいついて学び
自分のものにしようと
そんな姿に
わたしもまた
勇気をもらいました。
大学1年の19歳ですが
私より
ある部分は
相当大人でもあります。
「振り切る」ことができる部分ですね
覚悟とか言いますね
「意志」にもなりますが
そういうものは
あの人は
わたしより
うんとあります。
彼女がそれだけになったのには・・・・
彼女には10歳の時に
「下肢の腱、両脚の腰から下20か所を切断する」という
壮絶な手術と
「その部分をギブス固定して、要は台付きの車イスで開脚しながら
夜間は吊るされながら
約一年過ごす」という
これまた壮絶な入院経験があり
その際、自分は約1年間で
退院できたけれども
同室には
同じ年の
脳性まひの子がいたり
生涯にわたって
様々な肉体的自由を制限されている
子どもたちを見てきたから
だと思います。
以前
このメルマガでもお伝えしたことがありますが
彼女にも実は
生まれつきの障害がありました。
しかしそれには最初
親子とも気がつかず・・・・
私は世の中のみなさんと同じ
普通の母親で
「なにか一つでいいから
可能性(才能)を見つけて
伸ばしてあげたい」
そんなことを思いながら
絵を描くことや
こども英会話や
小説を書くこと
習字・・・興味があることは
極力やらせていました
しかしながら
「ダンス」
だけは全く・・・ダメで・・!
というか本人はノリノリですが
気持ちとは裏腹に
グループレッスンでしたが
周りのお友達と同じことが
同じペースでできなかった
・ダンスの動きがついていけない
・手足がもたもたしている
ちなみに
小学校に入り通学時にも「転倒」することが
異常に多くなってきて・・・
明らかに
足の形が変形してきたために
外科手術を行うことになり
(さきほどの壮絶な手術、入院です)
その際に
輸血や脊髄注射で
DNAを調べたときに
そこで初めて
染色体の異常である
その病が分かり
親である私たちだけに告知されました。
彼女が
「手足がだんだんとマヒしてしまう
末梢神経の病気」であること
このペースでマヒが進むと
20歳で車イスになってしまうかもしれない
ということを
医師に告げられたのです。
彼女が10歳の時でしたが
私はそのときはじめて
これまでの
人と同じようにできなかった
「ダンス」のことが
理解でき
本人には何も言わずに
すぐに辞めさせました。
それからは
いずれ行う
「本人への病の告知」に向けての
準備をすることと
同時に
彼女が「生きていける何か」を
何とか真剣に見つけてやらなければと
そこに頭がいっぱいになりました。
経済的にも
私たち親が先立っても
彼女が生きていけるように
自立させなければ!!!
その後、長らく勤めていた
化粧品メーカーを
あっさり退職しました。
でもそれまで
数多くのお肌をみてきたし
自身も
スキンケアを通して
肌が変わって人生が変わった
だから
それを仕事にしたい
その思いで
今に至ります。
店を始めたばかりのときは
なんとか
娘に継承できるような形にまで
作り上げなければ!と
思っていました。
全くお客様がないところから
借金も膨らんでも
その一心で必死でした。
ところが
ようやく店がなんとか軌道に
のり始めたかな?と思った矢先
今度は
「音楽の道に進む」
ことになり・・・
ええええ、、、、芸術っていくらかかるの??
ただでさえ
生活がやっとってとこまでに
なったのに??
でもまたそこから・・・・
彼女が見つけた夢なのだから
なんとか応援してやりたい
彼女が望む
音楽環境にだけはおいてやりたい
そう思って
高校の3年間
先生方にレッスンを付け
苦手なお弁当作りと早起きを頑張り・・
そしたら
サロンの売上も
そこからさらに
どんどん上がっていったのです
グイグイと。
私自身は
そうとう
ヘタレなんですよね(笑)
小学校の時なんて
マラソン大会は
多分完走できたことなかったんですよね・・
そう、でも
一つ確信があってね・・・
明日、話しますね!