目次
サロンの方向性がブレている?
もしくは、なんだか自分でもはっきりしない……
「これから自分はサロンをどうしたいんだ!」
そんなときは
あなたのサロンによく通ってきてくださる素敵なお客様、あなたが大好きなお客様に、訊いてみましょう!
オープン1年目のある日
当時、黙々と施術ばっかりやって(しかも安い単価で!)、オープンしてから1年間、技術(作業)一筋だった私が、オープンして一年経ったある日、大好きなお客様からある言葉を言われたのです。
そのお客様は、安い施術ではなく、常日頃から「マスヨさんがわたしに一番いいと思うコースを選んで、やって」といつもオーダーされていたので、私はその方には金額を気にせずに、私がその方にやって差し上げたいと思うものをとことんやらせていただいていました。
つまり、その時その時で一番高額なメニューをオーダーしてくださる、当時では大変貴重なお客様でした。(今も変わらず素敵なお客様です)
衝撃のひとこと
そんな理想のお客様が、この日、こう言われたのです。
「マスヨさんがここで私にいつも使ってくれる化粧品、あれは買えないの?」
それまで私は一年間、一切「店販」をしていませんでした。
え??欲しいの??買いたいの??なんで??
私の思い込み
でも、それこそが、自分では気がつかなかった私の思い込みでした。
私は自分が前職、化粧品販売の美容部員でしたので、大手メーカーのなかで中間職になり、毎日ノルマに追われ、とにかく目の前のお客様にあれもこれも推奨販売というものを行っていました。
毎日がキャンペーン。お客様に「買わせている」としか思えない状態でした。
そんな自分が嫌で、そこに嫌気がさしていて、だから、黙々とお客様のことだけを考えて施術すると感謝される新しい世界が(施術でお金がもらえる世界)、自分にとってはそれだけで十分素晴らしかったのです。
そこにもし販売という「買わせる」ことをしたら、絶対にいけない、嫌われるに違いないと、そう思い込んでいたのです。
目からウロコの言葉
ところが、私の一番理想とするお客様は、続けてこう言われたのです。
「だっていつもここに来てマスヨさんにキレイにしてもらってて、マスヨさんが選んだ製品なんだから、これと同じものを家でも使えばもっとキレイになれるんでしょ?」
目からウロコでした。
しかも、
「だってマスヨさんは、長いことたくさんの女性の肌をみてきたプロなんだから、そんなマスヨさんに(自宅で使う化粧品を)選んでもらいたいって、私だけじゃなくて、これはきっとみんな思ってると思うよ〜」
気づき
そうか!そうなのか!
お客様を最上級に導くには、サロン内の施術、以上に、もっとまだやれることがあったんだ!
しかも、わたし(の経歴)だからこそ、それが正しく生かせるんだ〜!
衝撃でした。
スタンスの確立
その経験があって、私のスタンスは確立されました。
「あなたのキレイを応援する、かかりつけエステティシャンマスヨ」
サロンのコンセプトが、これに定まってから、流れが一気に変わりました。
これなら、お客様の「なりたい自分」を叶えるために、私が必死で仕入れてくる技術も情報も(製品も!)、都度バージョンアップしていくので、毎回お話するのが当たり前ですし、お客様も待っておられて「それ、待ってました!」とばかりに、新しくご提案したメニューは売れ、製品は予約が入り、売れます。
提案し続ける理由
進化する施術(作業)+新しい情報+進化する製品
この全てをセットで、お客様にお金をいただくのです。
ですから、お客様は飽きることなく通い続けていただけて、私もお肌に触れ続けさせていただけるからこそ、お客様の「なりたい自分」になるために、「なりたい自分」であり続けるために、変わる季節と重ねる年齢に見合った常に最新のものをご提供していくのが使命なのです。
ですから、ご提案し続けます。
提案した施術を受けるのか、製品を買うのか、回数券を更新するか。
決めるのは、もちろん、実際にお金を払って通うお客様本人ですが。
まとめ:迷ったらお客様に訊くべし
全ての答えは、あなたのお客様の中にあります。
迷ったらお客様に訊くべし!
私のサロンを変えたのは、お客様の一言でした。
あなたも、もし方向性に迷ったら、大好きなお客様に素直に訊いてみてください。
きっと、思いもよらない答えが返ってくるはずです。
1人サロンでも月商100万円超えを実現する、実践的なノウハウをお届けしています。
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