こんにちは、サロン経営アドバイザーの渡辺マスヨです。
前回の記事で「わかりやすい屋号が大切」という話をしました。
でも、「もう屋号を変えるのは難しい…」という方も多いですよね。
今日は、屋号を変えずに検索で見つけてもらいやすくする方法をお伝えします。
目次
「ライザップ」という言葉で、あなたは何を連想しますか?
「あー!あのCMね!痩せさせてくれるところでしょー!」 「芸能人がビフォーアフターで痩せてきれいになってるアレね!」
もうすでに、ライザップ = ダイエット になっています。
数年前にはなかったけど、今はしっかり伝わる言葉として存在しています。
一方、私のサロン「フェイススパ きらりの小径」という言葉、どうでしょうか?
フェイススパ = ヘッドスパのようなスッキリ気持ちいいフェイシャルエステ
連想できますか??
うーーーーーん、言われてみたらそうなのかもなあ…くらいですよね、よくて。
一発でわかるか?何屋か伝わるか?ってなると、まだまだ厳しい…いや、全然だめでしょう!
前回、こんな話をしましたね。
早く店を軌道に乗せたいと思っているなら、店名には最初からキーワードを絶対入れるべきです。何をしてくれるところかわかりやすいものがいいです。
今日は、その実例をご紹介します!
私の知り合いに、看板屋さんを経営している市橋さんという方がいます。
お店の本当の屋号は「イチハシスタジオ」
普通に「イチハシスタジオ」って聞いたら、「写真館?」ってなりません?
ここがまさか看板屋ってことは、連想できませんよね。
でも市橋さんは、「売れる看板屋」というキーワードを徹底的に使う戦略を取っています。
「売れる看板屋」でGoogle検索すると、どうなるか?
イチハシスタジオが一番上に出てくるんです!
市橋さんは、SNSでも、YouTubeでも、あちこちで「売れる看板屋」というキーワードをジャンジャン使っています。
だから、Googleさん(検索エンジン)にも「売れる看板 = イチハシスタジオ」になっちゃった!
市橋さんいわく:
「今から新しく屋号を作るなら、最初から『売れる看板屋イチハシ』にしますよ。正直イチハシもお客さんにとっては必要ないしね。『売れる看板屋』だけでもいいんですよ。どんなことをしてくれる何屋かがお客さんに分かればね。でも『イチハシスタジオ』は親父の代からの屋号だから、屋号自体は変えられないからね」
だから、屋号を変えなくても、キャッチフレーズのように「売れる看板屋」というキーワードを常日頃からとことん使う!
そうすることで、Googleにも検索してもらえるようになったのです。
「フェイススパ きらりの小径」は私の屋号ではありますが、最近ではあえて私は**「岡崎駅前ブライダルエステ」と名乗るようにしています**。
いろんなSNSやブログなどのネット媒体で。
地域 + 何屋か、ですね。
「岡崎 ブライダルエステ」で検索すると…
トップに出ました!
ブライダルエステでこのエリアで探している人は、これで必ず当店を一度は知る(見る)ことになります。
さらに、「岡崎 かかりつけエステ」で検索しても、もちろんトップ表示。
(まあ、かかりつけエステサロンという言葉もまだまだ普及はこれからなので、こんな狭いキーワードでしたらトップ表示は当然ですけどね)
そして、ここは絶対トップを取りたい「地域 + エステ」
「岡崎 エステ」で検索すると…
はい、出ました!
ぜひ、このキーワード上位「地域 + 業種」は押さえたいですね!
あなたのサロンを探している人は、どんな言葉で検索するでしょうか?
基本の公式:地域 + 業種 + 特徴
エステサロン
ネイルサロン
美容室
リラクゼーションサロン
パン教室・料理教室
その他の教室系
決めたキーワードを、あらゆる場所で使いましょう:
SNSのプロフィール欄
ブログやnoteの記事
Googleマイビジネス
ホームページ
名刺やチラシ
自分のサロンが実際に検索で出てくるか、定期的にチェックしましょう。
市橋さんの事例のように、屋号は「イチハシスタジオ」のままでも、「売れる看板屋」というキーワードを使い続けることで、検索上位に表示されるようになりました。
あなたも、思い入れのある屋号はそのままに、お客様が検索するキーワードを徹底的に使っていくことで、新規のお客様に見つけてもらいやすくなります。
屋号への思い入れは大切にしながら、お客様に見つけてもらいやすい戦略を取る。
それが、賢い個人サロンオーナーの生き残り戦略です。
今日から、あなたも「キーワード戦略」を始めてみませんか?
サロン経営アドバイザー 渡辺マスヨ
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