2019年のタイ・ミャンマー旅行を振り返って〜「置かれた場所で咲く」ことの意味

 

目次

あの時の海外体験が今も心に残る理由

2019年8月、タイとミャンマーを訪れた時のことを、最近よく思い出します。

あの頃のミャンマーは、まだ今のような状況ではありませんでした。街には活気があり、人々は日常を平穏に過ごしていました。今思うと、とても貴重な時間だったのだと感じます。

あの頃のタイで体験したマッサージ天国

2019年のタイは、まさにマッサージ天国でした。タイ式マッサージを受けた時の幸せな気持ちを今でも覚えています。(タイは今でもですね!)

日頃は施術をしている側なので、受ける側になれることがどれほど幸せだったか。

研修の後は毎晩のようにタイ料理に舌鼓を打ち、バンコクの中心部からの帰りはいつもトゥクトゥクに乗って研修所に帰る、ワクワクする時間でした。

合間の観光、ショッピングも含めて、ちょっと飛行機に乗るだけでこんなに幸せにしてくれる国があることに感動したものです。

あの時感じた、お客様への感謝

自分は海外でこんなマッサージを体験し

それでも
私のお客様は日本の当店にを選んできてくださっていらっしゃるということを思うと、なんてありがたいんだろうと涙が出そうになりました。

当店に来て下さるお客様への感謝の気持ちが、海外にいることでより一層深まったのを覚えています。

海外にいる間も、日本で変わらずお客様が来てくださっていることを思うと、お客様に胸が熱くなったものです。

2019年当時のミャンマーで見た光景

そして当時、初めて訪れたミャンマー。あの頃のヤンゴンの街の様子を今でも鮮明に覚えています。

2019年のミャンマーは、まだ平穏な日常がありました。お国が違えばまた人の暮らしも違う。当時のミャンマーは、タイがグイグイ高度成長中なのに比べたら、もう少しゆっくりとした発展段階にあるように感じました。

当時の街の風景から見えた経済格差

町でクルマの渋滞がすごいのは一緒でしたが

バンコクはみんな新しい車が多く、日本車も多く見かけました。

当時のヤンゴンもまた日本車多かったのですが、ちょっと型が古い感じで「あ、これ、日本から運んできた中古車だ!」って明らかにすぐわかるのが何台もありました。

あの頃見た、生活のために働く子どもたち

2019年のヤンゴンで印象的だったのは、渋滞している車にどんどん人が道を渡ってくる光景でした。(危ない!と思うのはこちらで、現地の人たちは慣れた様子でした)

そして、小さな子供やお兄ちゃんたちが、渋滞で動かなくなっている車の間に入ってきては、車の窓越しに

  • お花

  • お水

  • 電飾の飾り

などを売りに来ていました。

車がいつ動き出すかわからないのに子どもたちが…!と、こちらだけがひやひやしていました。

今思うと、あの平穏な日常がどれほど貴重だったか。あの子どもたちは今、どうしているのでしょうか。6年という歳月の中で、彼らの人生がどれほど変わってしまったことか。

あの旅で感じた2つの想い

バンコクで感じたこと:もっと頑張ろう

経済的にどんどん豊かになっていく活気のあるバンコクにいた時、日本にある自分のサロンを思って

「(帰ったら)ああ、もっと(お客様に対して)しっかりしなきゃな!仕事もっとがんばろう!」

そう思ったのを覚えています。

当時のヤンゴンで感じたこと:感謝の気持ち

2019年のヤンゴンにいた時は:

「帰る場所があるってことは本当にありがたい。仕事を持っているってありがたい。生きていける場所があるってありがたいことなんだ」

と心から思いました。

今となっては、あの時の平穏な日常がどれほど大切だったか、6年という時間が経って改めて深く感じます。

あの旅から学んだ「置かれた場所で咲く」ことの真の意味

2019年の時点で、あなたのサロンも、この日本で、ひとまず

サロンとして成り立っている!

まずはそこに感謝。

あの時から6年が経った今も、その気持ちは変わりません。

旅が教えてくれた大切なこと

あの旅で感じたのは、しっかりと置かれた環境の中でまずは頑張ろう、まだまだできる!ということでした。

そして今、世界情勢が大きく変わってしまった中で、あの時の体験がより一層貴重なものだったと感じています。

2019年の旅から学んだ仕事への向き合い方

1. 当たり前の幸せに気づく

あの時の体験で気づいたのは

  • 安全な環境で働けること

  • 清潔な環境で仕事ができること

  • お客様が安心して来店できること

  • 安定した収入を得られること

今思うと、これらがどれほど貴重なことだったか。

2. お客様への感謝を新たにする

海外にいる間も変わらず

  • 予約を入れて待っていてくださる

  • 信頼して身を委ねてくださる

  • 継続して通ってくださる

  • 口コミで紹介してくださる

3. 今の環境を最大限活かす

置かれた場所で咲くとは

  • 現在の環境に文句を言うのではなく

  • その環境で最善を尽くす

  • 与えられた条件の中で成長する

  • 感謝の気持ちを忘れない

世界情勢が変わってしまった今だからこそ、この教訓がより深く心に響きます。

海外視察で得られる経営へのヒント

1. サービス業の原点を見直す

タイのマッサージから学んだこと

  • おもてなしの心の大切さ

  • お客様にリラックスしてもらう環境作り

  • 技術だけでなく心を込めたサービス

2. 経済発展の段階による価値観の違い

バンコクとヤンゴンの対比から

  • 成長期にある国のエネルギー

  • 基本的な生活の大切さ

  • 働けることの価値

3. 日本のサービス業の恵まれた環境

  • 高い技術レベル

  • 安全で清潔な環境

  • 質の高いお客様

  • 安定した経済基盤

異文化体験から得る成長

視野を広げる効果

海外に出ることで

  • 自分の常識が世界の常識ではないと知る

  • 多様な価値観に触れる

  • 日本の良さを客観視できる

  • 感謝の気持ちが深まる

仕事への取り組み方の変化

before(海外体験前)

  • 日常に慣れて当たり前になっている

  • 小さな不満に目が向きがち

  • 成長への意欲が薄れる

after(海外体験後)

  • 今の環境への感謝

  • もっと頑張ろうという意欲

  • お客様への感謝が深まる

日本でサロン経営をする意味

1. 高い技術レベルの提供

日本のサロン業界は世界でもトップレベル

  • 繊細な技術

  • 細やかなサービス

  • 清潔で安全な環境

2. お客様との信頼関係

  • 長期的な関係を築ける文化

  • 質の高いサービスを理解するお客様

  • 安心して任せてもらえる環境

3. 安定した経営基盤

  • 法整備された安全な社会

  • 経済的に安定した顧客層

  • 継続的な成長が可能な市場

6年経った今だからこそ思うこと

2019年のあの旅から6年が経ちました。

ミャンマーの情勢は大きく変わってしまい、あの時街角で花を売っていた子どもたちのことを思うと胸が痛みます。あの平穏な日常がどれほど貴重だったか。

変わらない日本での幸せ

一方で、日本では今も

  • 安全にサロンを経営できる

  • お客様に安心して来ていただける

  • 日常を平穏に過ごせる

これらのことの価値を、あの旅以来ずっと忘れずにいます。

今も心に残る「置かれた場所で咲く」という言葉

あの時感じた**「置かれた場所で咲く」**という気持ちは、今でも私の心の支えになっています。

どんな状況でも、その環境の中で最善を尽くす。感謝の気持ちを忘れない。

世界が大きく変わってしまった今だからこそ、この教訓がより深く心に響くのです。

「置かれた場所で咲く」実践方法

今日から始められること

  1. 朝一番に感謝の気持ちを思い出す

    • 今日も安全に働けることに感謝

    • お客様が来てくださることに感謝

  2. 今の環境を最大限活かす

    • 与えられた条件の中で最善を尽くす

    • 文句を言う時間を改善に使う

  3. 小さな成長を積み重ねる

    • 毎日少しずつでも向上を目指す

    • お客様に喜んでもらえることを考える

  4. 視野を広げる機会を作る

    • 異文化に触れる

    • 様々な価値観を学ぶ

    • 当たり前を見直す

あの時の体験は、時間が経つにつれてより深い意味を持つようになりました。

お客様に心から感謝し、今日もサロン業務に向き合っています。


2019年の旅で感じた「置かれた場所で咲く」という想い。世界情勢が変わってしまった今だからこそ、あの時の体験がより貴重に感じられます。平穏な日常への感謝を胸に、今日も仕事に向き合いたいと思います。

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